基礎!!
2017.03.10
こんにちは、今週は設計の宇田がお届け致します。
今回は基礎についてお話させて頂きます。
建物を支えるいちばん下の構造は基礎になりますが、 地盤調査をした上で構造に適した基礎を
築かないと、建物は重みで沈んだり、傾いたりしてしまいます。
基礎には、直接地盤に荷重を伝える形式の直接基礎と杭を介して荷重を地盤に伝える杭基礎があります。
直接基礎には布基礎、べた基礎があります。
杭基礎には、支持杭と摩擦杭があります。
住宅で使われている基礎は布基礎、べた基礎が多いと思われます。
ベタ基礎は、底板一面が鉄筋コンクリートになっていて、床下の防湿を兼ねるため
湿気を遮る効果があります。
また、家の荷重を底板全体で受け止め、面で分散して建物を支えることから、不同沈下しにくいなどの
メリットがあります。
布基礎は「面」ではなく「線」で荷重を支えるため、底板がなく土がそのままの状態で地面からの湿気が
床下に溜まりやすくまた、力を受ける部分が集中してしまうことから変形したり、沈んだりする場合が
あります。
メリットとしては、コストを抑えることができます。
上記の点から、エールコーポレーションでは、ベタ基礎を標準仕様としております。
また、地盤面からの立ち上がりも建築基準法では30cmの所を湿気の事を考え40cm、
基礎立ち上がりの幅も12cmで良い所を15cm、底板の厚さも12cmで良い所を15cm、
さらに、プレジール仕様では基礎の鉄筋ピッチも@100・150を標準として基礎をより強化し、
品質向上に努めております。
下記はベタ基礎の写真です。
エールコーポレーションでは、少しでもより良い商品をご提案、施工してまいります。
家づくりの参考になりましたら幸いです。
滋賀で注文住宅をするならエールコーポレーションへ!!!