窓の断熱性・気密性
2017.05.19
みなさんこんにちは、今週のブログは設計の安達が担当致します。
今回は「窓の断熱性・気密性」についてお話させて頂きます。
日本の家における「窓」の役割は、多種多様です。日光を入れることで家を明るくする。家のデザインを
創り上げる。冬に太陽の熱を採り入れて、暖かくする。夏は、通風を確保して暑さや湿気を抜く。そし
て、周囲の風景を家の中に採り込む。このように家の性能、つまり住み心地の快適性や防犯性に大きく影
響するのが窓です。
このなかでも家の快適性にとって特に重要となる「断熱性・気密性」について今回ご紹介させて頂きます。
冬の暖房時に家から逃げる熱のうち、窓やドアの開口部を通るものは約半分。夏の冷房時に家全体に入っ
てくる熱のうち、窓やドアの開口部を通るものは7割以上を占めています。
冷暖房のムダを省き、効率よく利用するためには窓対策が必要不可欠です。
そこで熱の出入りを軽減するLow-Eガラスを弊社では採用しております。
そもそも熱の移動はどうやって起きているのかをご存じでしょうか。
熱は「放射」「対流」「伝導」によって起こっています。
複層ガラス内でもこの現象は発生していますが、Low-E金属膜という特殊な金属膜をガラス内に設けるこ
とで、放射による熱の伝達を抑えることができ、従来の複層ガラスに比べ断熱性能が高くなっています。
以上よりLow-Eガラスは、以下の5つの性能が挙げられます。
①日射熱のカット(窓辺の不快な熱気のカット)
②結露の抑制
③紫外線の大幅カット
④省エネ(夏:外からの日射熱を大きく反射するため冷房効率が上昇、冬:室内の暖房エネルギーの流出を防ぎ窓辺の冷気を抑えるので、暖房効率の向上)
⑤明るさの採り込み(光の反射が少ないので、お部屋の中は自然な明るさになります。)
このLow-Eガラスを弊社では全棟標準採用としており、お客様により快適な暮らしを提供させて頂いております。
弊社のモデルハウスにも設置しておりますので、お立ち寄りの際にはぜひご覧下さい。
エールコーポレーションでは、少しでもより良い商品をご提案、施工してまいります。
家づくりの参考になりましたら幸いです。
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