*軒の出*
2017.10.27
こんにちは、建築部の宇田です。(^_^)
今回は軒の出についてお話させて頂きます。
軒の出って屋根のどの部分かおわかりでしょうか?
最近では軒の出がない住宅も多く見受けられます。
木造住宅の場合、主材料が木材なので乾燥⇔湿潤を繰り返すことで傷んでもきます。
軒があるか無いかによっても建物の耐久性も変わってきます。
建築基準法には、軒の出の寸法の規定はありませんが、
軒があることにより、外壁やサッシが日差しや雨の影響を受けにくく、
雨よけとして、雨水の吹き込み防止ができる等の利点があり、長く耐久性を保つことができます。
又、日差しを遮ることにより、窓や外壁からの熱の侵入を抑え、快適性も向上します。
しかし、軒があるが為デザインに合わない、敷地によっては斜線制限の関係により
軒を短くしないといけない時もあります。
エールコーポレーションではこれらを踏まえて雨水の吹き込み防止等住宅を長く保つため、
片流れの場合でも軒の出なしにはせず、けらば300・軒の出500を標準として考えております。
勿論切妻・寄棟でも軒の出600を標準として考えております。
敷地によっては短くなる場合はありますが、耐久性・敷地など考慮の上
より良い商品をご提案、施工してまいります。
家づくりの参考になりましたら幸いです。
滋賀で注文住宅をするならエールコーポレーションへ!!!