クロス(壁紙)の選び方
2021.03.25
こんにちは、コーディネータの藤野です。
今日は雨降りで肌寒いですね。
来週からは暖かい日が続くようなので、いよいよ春がやってきそうですね~!ところどころ桜が咲き始めているので、満開になるのが楽しみです!(^^)!
さて、今日はクロス(壁紙)についてのお話です。
仕様のお打合せでは、外装・内装・キッチンなどの設備の色や仕様を決めていきますが、その中でクロスのお打合わせをとても重視しています。
クロスの施工は、建築工程の中で最後の仕上げの段階になるので、
「もっと後で選んでもいいのでは?」
「一旦決めたけどやっぱり変更したい」
など思ってしまうこともあるかと思いますが、
クロス選びは仕様のお打合せの一番最初にお伺いしています。
床・扉のサンプルだけを見ていて「床や扉はこの色がいいな~」と思っても、壁紙ひとつで全然違う印象になるからです。
また、床や扉だけでなく、巾木・窓枠など細かい部分にもとても影響します。
内装決定後、選んだクロスを変更したいとなると、全体のバランスが崩れたり、巾木や窓枠が悪目立ちしてしまう事が起こりうるので、お打合せの最初にきちっと決めていきます。
なので、「どんな空間にされたいか」「どんな色・柄のクロスをお客様が好まれるのか」を最初にお伺いし、全体のバランスを見てご提案させていただくように心がけております。
クロスは、シンプルなものを集めた「SP」というカタログと、色柄・機能が豊富な「リザーブ」というカタログをご用意しております。
シンプルなカタログと色柄豊富なカタログをお渡しすると、皆さん色柄豊富な方に惹かれます。
気持ちはとてもわかるのですが…!
シンプルなものを集めた「SP」というカタログ、実は優秀なカタログなんですよ(^^)/
木造住宅は、季節や気候による湿度の変化で伸縮します。その伸縮により、クロスを貼っている下地部分のつなぎ目などに多少の段差が生じます。これは、地震などでも起こります。
貼っているクロスの厚みが薄いものだと、この段差を拾いやすく、浮いたり割れたりして目立ってしまうことがあります。
SPカタログに使われているクロスは厚みのあるものばかりなので、お家全体のベースに使っていただくことを推奨しております。(全く浮かない・割れないということではないのでお含みください)
また、生産期間が長いため、クロスを補修する必要が起きた際に「選んでいたクロスが廃盤になっている…!!」なんてことが起こりにくいです。
ちなみに、トイレなどの小さな空間は下地の影響が比較的受けにくいですし、トイレにいる時間が一番長くクロスを眺めるかと思いますので、トイレは好きな色や柄を使ってワクワクする空間に仕上げることが多いです。
お客様ごとに個性豊かな空間になりますので、トイレの打合せをするのが一番好きです(笑)
お打合せの際は、ぜひクロスのカタログにたくさん付箋を貼ってきてくださいね(*^^)v
好きな空間のお写真(インスタなどの保存機能などでOKです)もたくさんご用意ください!
一緒に素敵なお家にしましょう♪
滋賀で土地探し・注文住宅を建てるならエールコーポレーションまで♪