デザイン談義②「美しき機能」
2022.12.23
こんにちは!
設計の井上です。
雪も降り始めました…
冬の到来です…
さて。
本日はデザインに関する考察の第二弾。
前回とは性能や見た目の対立についてでしたが、今回は「機能」にフォーカスしてみます。
こんな言葉がありますね。
「from ever follows function(形態は常に機能に従う)」
建築家ルイス・サリヴァンの言葉です。
ルイスと言えばシカゴ派の建築家ですが、当時のシカゴは鉄骨+レンガの建築が隆盛していました。
鉄骨は強度は高いものの熱への脆弱性がありました。
そのような中、耐火被覆材としてレンガが使用されることになります。
この組み合わせは建築を大きく飛躍させることになりました。
高層建築の発展ですね。
このようにデザインと機能は切っても切り離せない関係です。
逆に言い換えるとデザインに何か限界があるとすれば、物体特性や現実的な制約が実は大きく影響しているとも言えます。
逃げ口上のように聞こえますが、デザインも万能ではないようです。
ただし、それでもデザインの可能性は無限に近いですよね…
観測点が違えば価値観も変わり、人の数だけの正解があります。
またデザインが持つ役割が一般的には「問題解決力」であることもキーですよね。
抽象的な答えだからこそ、制約下においても無限の方法があるのかも…
この辺りは「アート」か「デザイン」か、なんかも話に出てきますよね。
今日はなんだか散文的になってしまいましたが、こんな日もあります。
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