デザイン談義⑦「番外編:安心できるお家?(後編)」
2023.09.19
エールコーポレーションの井上です。
少し涼しくなってきましたね。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、「安心できるお家」をテーマに前編、中編と続けてきました。
果たして結論に着地できるのか?
ひとまず進めてみます。
前編ではキーワードを「認知負荷」としてみました。
ここを少し掘り下げてみます。
認知負荷とは、人が何かの作業をおこなう時に認知システムにかかる負荷のことです。
私たちは生活する際に色んなことを考え、判断しています。
特に判断や決断、何かしらの意思決定をするときに負荷が増大する傾向があるそうです。
ここで、定住と移住の件も絡めて考えてみます。
日常をどこで過ごすかわからない状態は常に認知負荷が高い状態とも言えますよね。
そんな状態を脱するべく、人々は歴史的にも定住→移住となったように思います。
こうして考えていくと、「安心できるお家」というのは「変える場所が決まっている」と置き換えることも可能です。
人生を豊かに生きるためには認知負荷を適切に調整する必要があります。
極端に負荷が高すぎると、スマートフォンのフリーズさながら思考が停止しちゃいます。
これはあまり良い状態とは言えませんよね…
日常のパフォーマンスを上げるためにも、定住は一役かっていると思うわけです。
つまり人生を存分に楽しむために、一定して帰る場所を自分の中につくること。
これが私の考える「安心できるお家」の意味です。
そしてここで言う家とは、所有者が自分(または家族)であるということです。
権利的に何者にも侵害されない空間の所有、ここが大事であると思います。
というわけで3回に渡り考えてみましたけど、色々ガバガバだと思いますが…
最近こんなことを考えてました、という報告程度で聞いて頂ければ。
せっかく長く住む場所は素敵な空間にしたいですよね。
そういう部分で皆様のお力になれれば私としては本望です。
ではでは、また次の機会に!
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