接合補強金物
2016.08.19
今回のブログ担当は、現場監督の北村です。
今回は、接合補強金物についてお話させていただきます。
接合補強金物とは、「木造軸組工法で構造材の接合部を補強するために用いられる金物」です。
難しいですので順に見ていきます。
まず 木造軸組工法 とは、柱、梁などの線状の材料で組む「軸組」によって建物を支える工法になります。
前回の8月5日の記事で紹介させていただきました、CLASSYのドリフトピン工法も軸組工法の一種なのですが、今回は弊社の他の商品で採用されている金物について紹介します。
木造軸組工法では、柱、梁などの構造材を「ほぞ」などを使って接合しています。(下の写真、柱の上の突起がほぞです。)
しかし、ほぞのみの接合ではあまり強くありません。
そこで登場するのが、「接合補強金物」です。
他にも数多くの金物が建築物には使われています。
接合補強金物は接合部を強くするものですが、強くしすぎると逆効果になることもあるため、建築士による適切な設計が行われています。
これらの金物も壁の中に隠れてしまうものですが、建築物の品質を保つ上で必要不可欠なものです。
私達、現場監督はこれらの金物が適切な位置に施工されているかの確認を必ず行っております。
家の壁を見たら、中にいる接合補強金物のことを思い出してやってください。
家づくりの参考になりましたら幸いです。
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