基礎パッキンとは何だ!!
2016.10.21
今週の監督たちの現場ブログは設計の片野がお届けします (^o^)
今回は『基礎パッキン』について説明させていただきます。
そもそも基礎パッキンとは何のためにあるのか、そこから説明させていただきます。
昔から家の床下は換気をするものとされていました。そのため、基礎に換気口を設けていました。
しかし、この換気口から虫が入ったり、水が入ったりと問題が発生していました。
換気口を無くすと床下の空気の循環ができない、付けると虫や水が入るので、どうしたらいいのかと考えたところ、基礎と土台の間で空気が循環できないかと考えられ、編み出されたのが、この基礎パッキンなのです。
そして、この基礎パッキンのいいところは、空気の循環ができるだけではなく、土台から基礎を分離させるので基礎からの湿気を土台へ浸透するのを防ぎ、建物の耐久性を向上させる効果があり、建物の周囲にわたって通気孔ができることになり、全体的に風が通るので、基礎を欠きこんで換気口を設ける場合に比べ、通気量が多くなります。
このように、多くのメリットがあるため、今日基礎パッキンを使用することが多くなっております。
あまりご覧になる機会がないような部分ではありますが、建物の品質を保つためには本当に大切なものになりますので、機会があれば一度ご覧になってください!
お家づくりの参考になりましたら幸いです。
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