居室と採光
2017.06.24
今週の監督たちの現場ブログは設計の山本がお届けします。
住宅(間取り)設計で重要になってくるのが、居室の明るさと風通しです。
お客様のご要望で多いのが明るいリビングにしたい、風通し良く涼しいリビングにしたいと言うご要望です。
暗くて狭いようなリビング・居室(寝室等)では、気持ちも暗くなります、体調も崩してしまいそうです。そうならないように建築基準法では、居室の天井高さや最低限の光が入るようにしないといけないと決められています。
天井高さでは、2,100㎜以上にすることになっています。
採光については、住宅の場合、床面積の1/7以上の採光になるように窓面積を確保することとなっています。単純に面積だけではありません、、、、、計算式があります。
窓面積×採光補正係数「採光関係比率(=D/H)×6」-1.4となります。(住居地域の場合) ※D=水平距離 H=屋根から開口部の中心への距離
簡単に言いますと、窓の前が広く開いていないと窓が大きくても光は入らないと言うことです。上記のような計算を毎回しております。
採光の計算を怠って採光不足になってしまった場合、家の配置を変更しないといけなくなったりすることもありますので注意してご提案させて頂いております。
採光計算の考え方の図です。
今後も出来る限り明るい(光の入る)家をご提案していきます。
家づくりの参考になりましたら幸いです。
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