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住宅の要、階段 その2

2017.04.04

今回のブログ担当は、現場監督の北村です。

 

B型インフルエンザでしばらくお休みを頂いていたので更新が遅れてしまいました。

 

前回に引き続き「住宅の要、階段」と題して、今回は「階段形状や、各部の名称のお話」をしていきます。

 

BackNumber.

住宅の要、階段1

 

 

IMG_0048

上の画像は、階段を語る上で登場してくる主な言葉の説明です。

 

これは、「箱型階段」もしくは「側板階段」と呼ばれる階段構造になります。

 

 

柱に側板を固定し、その側板が段板を支える仕組みになっています。

部材が側板で囲まれるようにして、箱のような形状になっているため箱型階段と呼ばれています。

 

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このように側板には予め、段板、蹴込板をはめ込むための溝が掘られています。

そのため、組み上げるのに必要になる時間が短いことが特徴です。

 

箱型階段は基本的に、側板や壁に囲まれてしまうため、どうしても個性が出しづらい傾向にあります。

 

が、面で構成する部材が比較的多いため、色による個性は出しやすいといえます。

(側板、段板、蹴込板、手摺はそれぞれ別の色を選択することが可能)

ただ、色をバラバラにするとまとまりがなくなってしまうので、バランスを見て、壁と上下階の床の色も合わせて3色以下に抑えておくことをおすすめします。

 

IMG_0048

 

残るは、段鼻、蹴上、踏面3つです。

 

まず段鼻とは、「段板の正面側の部分」のことです。

基本的には蹴込板より手前にあるようにします。

蹴込み板と段鼻を同じ位置にすると、非常に登りにくい階段になってしまいます。

デザイン的に蹴込み板と段鼻を揃えたいと思われる場合は注意が必要です。

 

 

蹴上踏面は、「階段のサイズの呼び名」のことで、法律でサイズの制限が定められています。

 

・「蹴上」は、段板の上面から、次の段の段板の上面の高さのことを言います。

 

・「踏面」は、段鼻から、次の段の段鼻の段板の幅のことを言います。

(真上から階段を見たときに実際に見える段板の幅になります。)

回り階段となっている部分においては、幅の狭い方から30㎝の位置で踏面寸法を測ります。

 

弊社では、法律で定められた蹴上230mm以下、踏面150mm以上という数字を大きく超える階段を提案させて頂いております。

「蹴上が小さくなり、踏面が大きくなる」と、階段の角度が緩く、ゆったりとした登り心地になるということに繋がります。

その分、階段下スペースが小さくなったり、階段が専有するスペースが大きくなりますが、怪我をする可能性がある階段においては、登りやすさは何よりも大切な要素となります。

 

ぜひショールームにお越し頂いて、登りやすさを体感して頂ければと思います。

 

今回は「階段形状や、各部の名称のお話」をさせていただきました。

次回は更に深掘りした階段形状についてお話出来ればと思います。

 

 

家づくりの参考になりましたら幸いです。

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