plaisir その3
2016.09.30
今回のブログ担当は、現場監督の北村です。
過去2回の記事で、弊社の商品plaisirの紹介をさせていただきました。
第3回は、2階床構造についてお話します。
plaisirの2階床はこのようになっています。
下から、床合板、石膏ボード、フローリング、養生ボード。
(「床合板」は、弊社の採用している剛床工法という床の施工法で、梁と一体となって建物を支えている分厚い板材です。)
(「養生ボード」は、施工が済んでいるフローリングに工事中に傷等が付かないように保護するダンボールのような板です。)
2階床が1階床と違うところは、下の階に1階があるという点です。
2階で起きた音は、騒音として1階に伝わってしまいます。
それを少しでも軽減するため、plaisirでは床合板とフローリングの間に9.5ミリの石膏ボードを挟んで施工しています。
何かしらの物体を音が通り抜けようとするとき、その物体の通しやすい音や、跳ね返しやすい音というものが存在します。
石膏ボードは、床合板やフローリングなどの木材と振動特性が違うため、木材だけの床より幅広い音を軽減することが出来るのです。
ちなみにこの石膏ボードは、床合板に全面接地しているため、割れたりする心配は特にありません。
今回は、快適に過ごせる家のため、床の中で頑張ってくれている石膏ボードのお話でした。
お家づくりの参考になりましたら幸いです。
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