外壁工事 その5
2017.03.03
今回のブログ担当は、現場監督の北村です。
前回のブログでは、「コーキング(シーリング)」について書きました。
今回のテーマは前回のテーマからの派生として「シーリングレスサイディング」のお話です。
弊社では、ニチハ株式会社の外壁材「Fu-ge」を採用しています。
この商品、前回のブログでご紹介した「コーキング(シーリング)」が必要ない、「シーリングレスサイディング」というジャンルの窯業系サイディングになります。
・建物の外観の大半を占める外壁の、デザイン性の障害になっていたコーキング継ぎ目をなくしてかっこいい見た目を作る。
・外壁部材の中でも耐久性が低かったコーキング部分を極力減らすことでメンテナンス性を向上させる。
といった効果があります。
注意点として、いくつか押さえておきたい点があります。
・基本的に、建物の出隅になる部分、サッシの回りにはコーキングが必要になります。
・継ぎ目を埋めるコーキングがないため、継ぎ目部分に汚れが溜まったときに「継ぎ目感」が出て来ることがあります。
・サイディングを突合せて繋げていくため、柄によっては少しのズレが目立つ可能性があります。
↑目立ちにくい柄
↑目立ちやすい柄
普段の生活で見る距離ではほとんどわからないのですが、気にされる方もおられると思います。
こういった特性があることを予め押さえて頂いていれば、外壁選びで後悔されることもなくなるかと思います。
今回は、外壁材の革命児「シーリングレスサイディング」のお話でした。
家づくりの参考になりましたら幸いです。
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